(2:15) 今日は ACL読み会に参加してきた。
会場は PFI。
PFI というとすごいところというイメージがあったのでパルテノン神殿的な場所を思い浮かべていたが、そんなことはなく(あたりまえ)、普通の小さなビルだった。
発表者の一人は、会場にたどり着けなくて無念の帰宅をしていた。
スマートフォンを忘れたそうで、まあそれはしかたがない。
しかし、ちょっとびっくりしたのは、聴講者の一人が電車の駅を乗り過ごして、大江戸線終着駅の光が丘まで行ってしまっていたということ。
PFI の最寄り駅は本郷三丁目なので、30駅乗り過ごしたことになる。
豪快だ…。
ぼくでも10駅ぐらいのところで気づきそうなものだ。
その人はかなりすごい人なので、研究能力と引き換えに生活能力が犠牲になっているタイプか…とほっこりした。
(すべての面で優れている人がいると不安になる)
(こういう考えはよくないか)
(まあ、すべての面で優れているように見える人もいるんだけど)
参加者はそうそうたる面々。
最初に一人ずつ自己紹介をしたが、無職はぼくだけだった。
驚くべき有職率だ。
(これもあたりまえか)
読み会本編について、意識高くいろいろと書きたいところなのだが、ろくに理解できていないので書けない。
能力の制約を考えると、今から勉強したとしても追いつけるかどうか…。
まあ、でも次の職場は自然言語処理と関わるところなので、できればもっと勉強していきたい。
(ライン工時代にはそんな精神的余裕はなかった)
(次の職場でも精神的余裕ができるかどうかは不明)
中国語の分割についてはちょっと興味があったけど、双対問題というのが出てきて詰んだ。
ぼくは数学が高校レベル程度なので、数学的に難しい内容が出てくるとそこでどうしようもなくなってしまう。
「大学生の微積分」とか「大学生の線形代数」とか、そのへんの参考書は少しやったことがあるんだけど、その程度だと話にならない。
大学が文系(外大)だったのが悪かったのか…とも思うけど、そもそもぼくは工学部情報工学科に最初入って、そこでうまくいかなくて外大に移ったわけで、適性がないというのもあるだろう。
ぼくの数学力の素質で、どれだけ数学に投資したらどれだけの結果が得られるか、そこに自信がない。
でも、もし次の職場の勤務で精神的・時間的余裕があれば、基礎からしっかり勉強したいところ…。
(といっても、できてもせいぜい1日1時間程度だろうし、それで大学の数学をちゃんとやろうとするだけでも人生が終わってしまいそうだ)
(人生が終わる心配をする前に、次の職場は有期なので、続けられたとしても1年半ぐらいだ)
(その後の人生設計(子供の養育)というと生命保険ぐらいしかない)
(数学をやっても保険の払い戻しが増えるわけでもない)
(やれやれ)
語学の時間をもう少し減らせば、時間的余裕はもう少しできるけれど、語学をやっているのは自分の適性を考えた生存戦略という面もあるので、それを削るのがいいのかもわからない…。
(今から数学や機械学習を能力の限り頑張ってその分野で 2流の人材になるより、語学とプログラミングの組み合わせで生存を目指すほうが合理的かもしれない)
(それにしても、今はスペイン語に力を入れすぎかもしれない)
(迷い中)
そういえば、会場ではライン工時代の同僚に会った。
といっても、彼はライン工ではなく、自然言語処理に関わることをある程度自由にできていたし、今でもそういう状況だそうだ。
昨年度まではインターンだったけれど、4月から正社員として働いている。
読み会が終わった後の懇親会では、主に彼と話していた。
それにしても、懇親会はどうも苦手だ。
早めに帰った。
まだ考えがまとまらないけど、エネルギー配分についてもっと考えないといけないな…。