04/15

(4:46) 寝落ちした。

 

朝、子供を起こすのにいつも通りドクターマリオを使ったら、マスターがイライラして「それで起こすなら歯磨きの手伝いも宏史がやってね」とか言い出した。

それでカチンと来て、「じゃあ離婚する?」と言った。

(ぼくは子供の歯磨きの手伝いはすごく苦手)

(マスターもそのことはわかっているはず)

(マスターが正しいと思うことを、強制力を持ってぼくに押し付けてくるのが嫌)

(そんなの主人と奴隷じゃないか)

(いや、それはとっくにわかっていることであって、だからこの人生は失敗なんだけど)

(ぼくの自由人としての人生は終わっていて、今は奴隷として、形だけ、体だけ生きている)

 

マスターはまたキレていたけど、今なら出て行けと言われてもそのまま出て行けるというのが精神的に大きい…。

(そもそも、別宅を借りたきっかけは、マスターに出て行けと言われたこと)

(出て行く場所がないのに出て行けと言われるのはつらい)

 

そうは言っても、実際に離婚したりできるわけでもなく、普通に論理出勤。

コンビニでマウントレーニア(貴族のカフェラテ)を買って行った。

朝半分飲んで、3時にまた半分飲む。

(ケチなのもあるが、カロリーの問題もある)

 

昼食は世界最高の美食ココイチのカレーを食べることにした。

トッピングなし。

(ケチなのもあるが、カロリーの問題もある)

(再)

(これは本当にそうで、ぼくは筋肉が全然なく基礎代謝が低いので、昼食はカップ麺1個とかおにぎり2個とかサンドイッチ1パックとか、だいたい400キロカロリーが目安になっている)

(それでも痩せないのだから、これが平衡状態ということだろう)

(カロリーの少ないトッピングにしたら? という意見もあるかもしれないが、ぼくは普段ココイチでは豚しゃぶカレーかロースカツカレーしか食べない)

(どちらもカロリーがすごいことになる)

(たまにならいいが、平日からそういう食生活を送っていたら太るに決まっている)

(そもそも、その二つ以外の選択肢を考慮すればいいのではないかという話もあるが、そこはアスペなので…)

 

午後、Eから電話がかかってきた。

(実際はLINEの通話)

(しかし、起こっている現象としては、携帯端末に一方的に通話要求が届き、それに応じることで通話が発生するというものなので、UXとしては電話以外の何物でもない)

(PCでSkypeをするとかならそれはかなり電話性が低いのだが)

買い物のついでに、子供の案内で別宅に来たという。

 

電話に出ながらドアを開けると、もうマンションの入り口まで来ているようで声が聞こえた。

部屋番号を教えた。

(子供はどの部屋かはちゃんと覚えていなくて、よそのドアをガチャガチャしてしまったとのこと)

(迷惑な話だ)

(まあ、しょうがない)

 

Eが部屋に入るなり、「何このゴミの山」と叫んだ。

これは面妖な。

改めて部屋を見直したが、どこからどう見てもちりひとつない綺麗な部屋だ。

では、Eは何を見ているのか。

ひょっとして、前の住民がゴミ部屋の中で自殺を遂げて、その怨念がゴミの幻影を見せているとかだろうか…?

ぼくはぞっとした。

(これは叙述トリックで、実際には「ぼく」にゴミが見えていないだけである)

(Eに見えている「ゴミ」は、例えば布団を買ったときの袋といった、外界とのインタラクションを持たず(例えば、腐った食品等であれば、ハエを呼び寄せるといった形で外界とのインタラクションがある)、またぼくの生活動線の中にもないので、ぼくにとっては実質的に存在しないものだ)

(ぼくは、存在を認識することが役に立たないものは脳内フィルターで思考に入ってこないようになっている)

 

5時半に論理退勤。

そのまましばらく横になって(労は机に向かってやっている)(座椅子が欲しい)、7時半に物理帰宅。

また虚無Tube愛想笑い労が発生。

 

夜、ピアノをやっていてしんどくなった。

やはりハノンはつらい…。

(することが決まっているとはいえ、それがうまくできないとストレスになるので)

(うまくできない時点でレベルに合っていないのでは?)

(それはそう)

(教室等に通ったほうがいい説もある)

(しかし、人間とのインタラクションにお金を払うというのは逆説感がすごい…)

(なぜお金を払ってコミュを発生させないといけないのか?)

 

それで寝落ちしてしまった。