(9:18) 香港から関空へ向かう飛行機の中。
13日の朝、カールスルーエに着いたが朝早すぎて(6時前)何もできない。
ロッカーにキャリーバッグを預けようかと思ったら、2ユーロ硬貨が使えないらしく、手持ちの硬貨で支払いができなかった。
Eはカフェラテ、ぼくはコーヒーを飲んだ。
店内にはハエがいて鬱陶しかった。
(ドイツの飲食店にはハエが多い)
マクドのお釣りで小銭はできたが、結局ロッカーには預けないままトラムに乗って宮殿へ。
宮殿に行って写真を撮ってすることがなくなった。
何しろ、カールスルーエというのは観光的にはこの宮殿がすべてで、残りは完全な無なのだ。
Eにマインツに行くことを提案したが、疲れているとのことで却下。
フランクフルトに直行することにした。
フランクフルトのホテルは駅のすぐ近く。
チェックインはまだできないので、荷物だけ預けた。
(ちなみに、荷物を預ける際の確認は何もなく、ただ荷物をそこに置いただけだった)
(こういうホテルの情報を知っていれば、無関係のホテルに荷物をただ預けるということもできるんじゃないだろうか)
(リアル世界はけっこういい加減に動いている)
Eがショッピングモールに行きたいと言うので行った。
セーターを買ってきて着せられた。
(ぼくはずっとTシャツ一枚だった)
(上半身の話)
(当然)
(人間には不要な注釈)
ぼくは全然寒いとは思っていなかったのだが、Eに「寒いでしょ」的なことを無限に言われ続けるのが鬱陶しかったので着ることにした。
やれやれ。
Eがセーターを買いに行って戻る途中でちょっと迷っていたが、Eがモバイルルーターを持ってぼくが海外SIMでネットをしていたので無事に連絡が取れた。
やはりSIMは買っておいてよかった。
適当なパン屋で適当なパンを食べた。
昼になったのでホテルに戻ってチェックイン。
エレベーターがひとつ壊れていたりはしたが、まあ部屋は特に問題ない。
Eはしばらく横になって寝ていた。
Eは3時過ぎに起きた。
マインツに行くことにした。
(フランクフルトには前回の旅行で2回来ていて観光ポイントの稼ぎどころがあまり残っていなかったので)
フランクフルトからマインツは電車で30分ぐらい。
マインツ中央駅ではなく、旧市街の近くの隣の駅で降りることにした。
マインツの街並みはいかにもドイツという感じだった。
歩いているだけで観光ポイントが溜まっていくのでよい。
(ドラクエの幸せの靴みたいな)
(何のために生きているのか?)
(いつもの)
Eがお腹が空いていると言うので、教会まで行ったところでトリップアドバイザー神のご神託を仰ぐ。
途中通り過ぎたカレーソーセージ店がよいとのお告げだったので、そこまで戻った。
カレーソーセージは、まあカレーソーセージという概念から予想できる程度にはおいしかった。
ポテトもつけたのだが、Eにとってはそれは余計だったそうだ。
Eはちゃんとした晩ご飯が食べたいそうで、そのためにはここであまりお腹をいっぱいにしたくはないとか。
(ぼくは夕方以降に食事を2回するという発想がなかったので、カレーソーセージ店で晩ご飯は終わりだと思っていた)
(Eはあまりにもしょっちゅうお腹を空かせるので、「人間は定期的に栄養補給をしないといけないから大変だな…」というロボット視点のような感想を持ってしまう)
(ぼくは基本的にお腹が空くことはないので)
(12時にご飯を食べていたら、その日の残りはお腹を空かせることなく活動可能)
ドナウ川とか橋とかを見に行った。
川岸では何か祭りをやっていた。
帰りは新市街の中央駅から帰ることにした。
ちょっと歩いた。
フランクフルトのホテルに帰って、ちょっと休憩して、Eの望むちゃんとした晩ご飯を食べに行くことに。
再度トリップアドバイザー神のご神託を仰ぎつつ、Eに行くところを決めてもらった。
タイ料理店に行くことになった。
このタイ料理店はメニューに写真がなく、またぼくやEは普段タイ料理を食べないので、メニューを見てもどういう物なのかイメージができない。
Eに任せて、ご飯付きサラダと春巻を注文することになった。
サラダは肉がメインでご飯のおかずになる感じだったが、とにかく辛かった。
そしてまずい。
(ぼくの感覚では)
辛くてまずいのを我慢して何とかそれなりに食べた。
ぼくがおいしいと思うところを選んで上位者に責められるのに比べたらはるかにマシなので…。
店を出てから、Eと店の感想を話していて、その中で「まずかった」と言ったら、「だったら自分で選んでよ」と言われた。
結局責められは発生してしまう…。
そもそも、複数の人間が同じ行動を取るのが悪いのでは?
(根本)
それぞれ自分が食べたいものを食べていたら責められは発生しないのに…。