06/01

(23:54) 今日はバルセロナへの移動日。

 

まずは駅へ。

6日発のバルセロナからパリ行きの夜行列車の切符を買うため。

(正確には、バルセロナからトゥールーズの列車とトゥールーズからパリの夜行列車の乗り継ぎ)

 

フランス語で話していたら、6日と16日を間違えられてしまった(発音が悪かったのだろう)けれど、確認の段階で気がついた。

確認大事。

 

バルセロナからトゥールーズは二等、トゥールーズからパリは一等の簡易ベッド。

けっこう安かった。

 

その後はマクドナルドに行って、6日の宿のキャンセル。

5日前だったので無事キャンセルできた。

手数料を600円ぐらい取られたけど、まあ許容範囲だ。

 

カルフールで夕食を買う。

E はピザ、ぼくはパスタのサラダ。

 

それから駅へ。

列車は14:30だけど、ホームが決まったのは14:15あたり。

 

急いでホームに行くと、しょぼい列車が止まっている。

E と乗り込もうとすると、目の前で閉まってしまった。

唖然としたが、どうもそれは前の列車だったようだ。

前の列車といっても当然行き先などは違うので、乗っていたら大変なことになっていた。

あの列車に乗ったパラレルワールドのぼくらは今ごろ自殺しているころだ。

 

その後来た、きれいな列車に乗り込む。

こちらは出発時刻や目的地から間違いである余地がない。

 

しかし、席がなかなか見つからない。

同じ席に10Aと101という二つの表記があったりしてややこしい。

たまたま同じ列車に乗っていた日本語を話す人(妻の話では台湾人だとか)の助けで何とかなった。

その後も、席が見つからずうろうろしている人たちが何人かいた。

 

席は隣同士じゃなかったが、E の隣の席に人が来ないので並んで座った。

車上ではスペイン語の単語の復習をしたり、スペイン語の痴人の愛を読むなどしていた。

(あんな生活が送りたいものだ)

 

バルセロナに着いたのは19:30。

駅のインフォメーションでホテルへの行き方を聞いた。

スペイン語は無事通じた。

列車に「乗る」というのを "coger" と言うのがいかにもヨーロッパのスペイン語だ。

(南米では卑語)

 

「R4に乗れ」と言われたが、R4 が何かよくわからなかった。

地下鉄乗り場のあたりに行ってみたが、地下鉄は L で始まるようだ。

とりあえず、そこで市内用の10回券を買った。

1枚のカードになっていて、二人では使えなさそうなので、2枚購入。

 

R4 については "Rodalies" と書いてあるのだが、カタルーニャ語なのでわからない。

フランス語などからの類推で、道路上=バス路線かな? と思って外を見に行ったりしたが、見つからない。

よくよく標識などを見ると、列車のようだ。

 

とりあえず、R4 と書かれた列車に乗る。

方向は反対方向のようだったが、逆方向の乗り場がわからないので、次の駅で折り返せばいいかと思って。

しかし、けっこう駅間が長かった。

 

次の駅で折り返して、Sabadell Sud 駅まで乗る。

列車の中で調べると、この "Rodalies" というのはカスティーリャ語では "Cercanías" だそうだ。

そう書いてくれたら「近郊路線」のことだと一発でわかるのに…。

言葉の通じない場所にいる不安を改めて感じる。

 

無事に Sabadell Sud に着いて、そこからは歩き。

Google Map では接続が遅すぎてホテルの場所が出てこなかったが、Apple の地図で出てきてくれて助かった。

 

ホテルは China なんとかというスーパーとつながっている建物の中だった。

このスーパーには明日以降行ってみよう。

 

ホテルは特に問題なし。

冷蔵庫があるというのがいい。

しかし、湯沸かし器はやはりない。

(これはしかたがない)

 

ホテルに着いてからいろいろ調べると、どうも交通機関の料金は厄介なことになっているようだった。

まず、10回券は複数人で同時に使えるとか。

別々に使って損した。

残りは使い切ることになるかな?

 

あと、このホテルの場所は市内と別ゾーンなので、本来はゾーン1の券じゃ乗れないところだったらしい。

捕まらなくてよかった。

明日からは(罰金が怖いので)ちゃんと買おう。