(1:06) 今日は仕事始め、ということでいろいろと愚にもつかない話を聞いた。
(ツイッターにも書いたけど)その中には「目標を達成するためには、多くの課題があります。」のようなものまであった。
情報量、完全にゼロだ。
(厳密にはゼロではない。達成するのに多くの課題がないような目標も考えられるからだ。しかし、「達成するのに多くの課題がないような目標は、考えられるものの実在しない」という主張であるとすると、それは明らかに偽だ。たいした課題のない目標だってあるだろう)
帰り際には新年会のようなものがあった。
お菓子だけ貪り食って、お開きにもなっていないのに17:30に帰った。
(社会性ゼロ)
今日は高次 CRF の Semi-Markov への応用を考えた。
しかし、どうもなかなかうまくいかない。
y をセグメントに分けるなら x のほうもセグメントに分けるのかと思ったけど、x は分けないようだ。
(注目しているセグメント以外)
そうすると、MeCab はやっぱり Semi-Markov とはだいぶ違うということになるのか。
(MeCab は Juman と同じように日本語の処理でよくある可変長ノードのラティスを組んでいるはずなので、x[i-1] は前のノード(つまり幅を持つ)になるはず)
(そうすると、MeCab は CRF でも Semi-CRF でもないということになる)
MeCab につられて、x もセグメントに分けるものだと思い込んで考えていて、それで難しくなっていた。
明日は Semi-Markov の基本(注目しているセグメント以外では x を分けない)で考えてみよう。
(そもそも、高次 CRF が Semi-Markov でうまくいくかどうかは不明なので、ある程度考えて無理そうならあきらめよう)
(MeCab 方向への拡張も考えてみたいところ。高次 N-gram っぽくなるはず)
正月時空が終わったので、「その科学が成功を決める」シリーズの日記を再開。
今日は「幸せな時間を思い出す」。
幸せな時間というと、だいたい片思い時代ということになりそうな気がする。
前もちょっと書いたけれど、K 電社時代の A さんに片思いしていたころのことを(遅くならないように少しだけ)書こう。
A さんは一目惚れだった。
K 電社に入社した当日、先輩プログラマの A さんに初めて会ったときから可愛いと思っていた。
A さんはかなり天然な感じの人だった。
プログラミングはあまり得意ではなく、会ってから数年たってから「私最近になってちょっとポインタがわかってきた気がする」のようなことを言っていた。
PDA に翻訳ソフトを移植したとき、A さんとペアプログラミングのようなことをしたことが何度かあった。
ベタ惚れしていた相手とのペアプログラミングなんだから、それ以上幸せなことなんてなかなかない。
一度だけ、A さんと(ほかの人もいたけど)11時ごろまで残業したことがある。
その製品の出荷のために大量の SD カードにファイルをコピーしないといけないことになって、手動でカードリーダーにカードを抜き差ししてコピーを繰り返した。
普通に考えたら(ぼくの基準では)11時まで残業なんてとんでもないけど、そのときは幸せだった。
会社の社員旅行で韓国に行ったとき、A さんと同僚の N 君と 3 人で、夜中の 3 時ぐらいまで、ちょっと下ネタも交えながら話したこともある。
それも幸せそのものだった。
まあ、最初から最後までぼくの片思いだったし、途中でA さんはぼくが会う前から付き合っていた彼氏と結婚したんだけど。
それでもずっと、半分冗談のように(本気だったけど)好きだ好きだと言っていた。
幸せだったなぁ。
まあ、現実的に考えると、ぼくみたいな変わり者と A さんみたいな変わり者では、仮にうまくいっていたとしても、とてもチームとして危なっかしいものになっていただろう。
それでも、片思いしていたあのころは幸せだった。
もうあんな時期は訪れないんだろうなぁ。
残念だ。
生まれ変わってまた A さんみたいな人に片思いしたい。