(1:02) 朝、Pro Git のプルリクエストを送った。
https://github.com/progit/progit/pull/912
無事マージされた。
よかった。
でも、これを続けて全部終わらせよう! とまでは思えない。
それではただの無償労働だ。
(おととい書いたように、翻訳は作業という色合いが強いので、無償で提供するのには限界がある)
前回の誤訳指摘エントリでは書き方についてだいぶ反省した。
ずっと柔らかい感じにして、また誤訳指摘エントリを書いてみようかな。
翻訳という営為は、どうやったらうまくいくようになるのか…。
昼は地球の難波に行って、世界最高の美食ココイチのカレー(ロースカツ)を食べて、ジュンク堂に行った。
この前、ぼくの記事に関連して「翻訳のセルフチェック」という記事を書いてくれたのをきっかけに、「ハッカーと画家」を買った。
この本はライン工時代に工場の本棚に置いてあった(訳:開発者がライン工のように扱われる職場で本棚に置いてあった)ので借りて読んだけど、考えてみると手元に一冊置いておきたい本だ。
すごい E 本も見てみた。
例の翻訳記事の人が訳した本だ。
未読ということもあってあの記事ではああいうふうに書いたけど、嫌な予感はあった。
あのレベルの翻訳をする人の訳書が無傷である確率はすごく低い。
案の定、「ちゃんと読むと何が言いたいのかよくわからない箇所」がいくつもある。
誤訳のサインだ。
時間ができたら原書と訳書を買って、また誤訳指摘でもしてみようか。
しかし、そうしてもぼくには何の得もない。
金銭的な面はもちろん、感情的な面でもそうだ。
今回の件では相手が良かったからいいけど、それでも相当ダメージを与えてしまったかもしれない。
難しい。
そもそも、誤訳指摘なんていうコンパイルエラー的なものは機械がやってくれたら、人間が悪役にならないですむのに。
明らかな誤訳でも、誰も指摘しなかったら存在しないのと同じことになるというのが特に厄介なところだ。
誰も指摘しなかったらみんなハッピーなのか? という。
しかし、その場合、指摘されない誤訳の被害は何万人という読者が少しずつ受けることになる。
一個一個の誤訳はたいしたことない、例えばコラム中のちょっとしたエピソードで飛ばしてもいいようなものだったとしても、積もり積もっていくと徐々に可読性を蝕んでいく。
パレスチナ方言というのはほぼシリア方言と同じだ。
大阪弁と京都弁みたいなものだ。
(エジプト方言は東京弁ぐらい)
しかし、方言は教材が限られるからどう続ければいいのかというのと、どうやってフスハーにつないでいくかというのが問題だ。
まあ、Pimsleur が終わってから考えよう。
ところで Pimsleur はちょっと厳しくなってきたから、明日から 1日 1課のペースにしようかな。
本屋からは早めに帰って、E と中古車屋に行く。
車と保険の手続きのため。
カーシェアリングの車で、行きは E の運転、帰りはぼく。
帰り、車を発進させるときに、やたらと手間取ってしまった。
エンジンがかからないと思ったらパーキングになってなかったとか、かかってないと思ったら実はかかってたとか。
先が思いやられる。
そういえば、唐突に最近読んだ本の感想。
「なぜ理系に進む女性は少ないのか?: トップ研究者による15の論争」
(そういえばこの本はAmazonで翻訳について悪く書かれていたが、SEGVレベルの誤訳はそんなに多くないんじゃないかと思う)
男性のほうが分散が大きいのでトップ(や下)を見ると男が多くなる、ホルモンの問題(男性ホルモンに多くさらされた女の子は男の子のように人より物に興味を示すようになるとか)など。
両論併記にはなっているけれど、ぼくは生理的な原因を挙げるほうに説得力を感じた。
ソフトウェア業界に女性が少ないことについていろいろ言われているけれど、最終的な数についてそのアンバランスさを問題にしなくてもいいんじゃないかと思う。
素質のある人間が、性別問わず相応に扱われる環境を作るのは大事だと思うけど。
(そういえば、外国語は女性のほうが得意というのはよく知られた事実だけど、ぼくは男性として外国語をやるのに特に引け目を感じてはいない。トップ通訳者などは女性で占められているにしても、どうせぼくはそんな雲の上レベルとは無縁だし)
夜はまたスペイン語のレッスン。
あまり上達している感じがない。
(落ち? 締め? がない感じになった)
(別に日記なんだから落ちている必要はないけれど、それでも多少は文章の終わりっぽい感じを醸し出すぐらいはしたいところ)
(今後こういう場合になったときのために、何か決まり文句でも考えておくか)
(「とっぴんぱらりのぷう」とか?)
(いや、別に何もなくてもいいじゃないか)
(次回からは、締まらない感じになってもそのまま強行してそこで終わらせよう)
(どうせ個人の日記だし)
(そう考えると、毎日記事っぽい記事を書ける人は本当にすごいな)