(0:57) 今日も SICP の翻訳はお休み。
例の翻訳の誤訳箇所を列挙してみた。
30箇所あった。(キリがいいのは偶然)
最初に指摘した2箇所と合わせると32箇所だ。(同上)
あの長さでこれはすごい。(ある意味)
まあ、これだけじゃエントリにならないから、書く内容を週末あたりじっくり考えよう。
明日は SICP の翻訳に戻ろうかな。
どういうわけか、エンジニア界隈? にはポジティブヒャッハー人間が多いから、誤訳指摘みたいなネガティブなことをするにはいろいろ考えないといけない。
さらに、「翻訳には生まれ持ったセンスが必要だ」なんていう、「努力、努力が足りない」タイプのマッチョの神経に障ることも言わないといけない。
でも、ぼくは別にネガティブの世界からネガティブを広めに来た(古い言い方だ)わけではなく、自分が本当だと信じるところを言いたいだけだ。
それに、原文の意味が破壊されたひどい翻訳を見るのが悲しいということもある。
誤訳がほとんどない本というのもある。
ぼくの好きな「モモ」「シーラという子」は両方原文でも読んだけど、訳が明らかに間違っているところはほとんどなかった。
(「シーラという子」は一箇所怪しいところがあったような)
(いま日本語版が手元にないからわからない)
(買い直さないと)
しかし、これは考えてみるとすごいことだ。
素人が訳すと1ページに5〜6箇所は間違えるところを、400ページとかの本をほぼ間違いなく訳すんだから。
もっとも、ぼく自身基本的に構文解析の間違いをしないタイプだからわかるということでもある。
そういえば、翻訳の仕事というのはどうなんだろうなぁ。
今のところはあまり考えていないけど…。