(0:25) 今日の昼、歯医者に行った。
ひどい目に遭った。
いっそ殺せと思うぐらい。
これから先、またあんな苦痛があるかと思うと、今すぐにも人生やめたいぐらいだ…。
火曜なので、いつものように家庭教師。
今日は午後二時から。
BWT と FM-index をやった。
ここは難しいところなので時間がかかるかと思ったら、あっさり理解してもらえた。
かなり頭がおかしいアルゴリズムだと思うんだけどなぁ。
これで、CRF・完備辞書・ウェーブレット木/行列・ダブル配列・LOUDS・BWT・FM-index と、ぼくの教えられそうなところはだいたい教えてしまった感がある。
こうして見ると、ぼくは簡潔データ構造とかそっちのほうが強い。
(逆に、機械学習とかは弱い)
(CRF は形態素解析に絡むから頑張って理解したという感じだ)
(理解しきれてないけど、特に最大エントロピーモデルの基礎あたり)
しかし、簡潔のほうはあまり生存の役に立たない。
この分野は、ごく一部のできる人がいればよくて、それ以外の人間はその成果を享受していればいいという感じだ。
ぼくはそれ以外のほうだ。
つらい。
でも、そういえばウェーブレット行列だけはなぜかハマったんだった。
ウェーブレット行列の RankLessThan や QuantileRange を速くするためにノードの開始位置を作成するという考え方や、そのためにビット逆順ループをしながら構築するやり方などは、実装には取り入れたけれどロストテクノロジーっぽくなってしまった。
もちろん自分では理解しているし、ブログ記事にも書いたんだけど、こういうのはちゃんと論文とかにしないと、人間が読む気にならないのだ。
(もちろん言語の問題もあるけど、権威がないと日本語話者にすら読んでもらえない)
自分としてはトリビアルなところだと思っているし、実際に元論文に比べるとごくつまらないところなのだが、これはやはりひとつのノウハウだと思うので、論文なりの形で残しておいたほうがいいのかもしれない。
(ソースコードには書いてあるんだけど)
それにしても、ウェーブレット行列の反響の少なさはいったい何なんだろうと思う。
元論文が引用されているものを調べてみたけれど、ほぼ関係者だけだし、ウェーブレット行列そのものについて触れているものはあまりないようだ。
ぼくは論文を書くのが苦手、というかあまりやりたくない。
この問題についてはこれまでにも何回か書いているけど、やっぱり実験というのが苦手だ。
でも、考えてみるとこれも何とかしたいネタだなぁ…。
まあ、ぼくは生きるルートとして研究者という道を選ばなかったので、論文を書いてもそれがあまり役に立たないというのもある。
NICT の有期雇用が終わったら、またエンジニアとして仕事を探すだけだし、見つからなかったら家庭教師や何かをするしかない。
ぼくは修士しか取ってないし、そこに論文がひとつあったところであまり箔もつかない。
うーん…。
(気持ちがまとまらない)
ところで、U さんはどうしているんだろうか。
ツイッター上ではこの件の反響はあまりない。
ぼくからすると大事件だったのだが…。
ぼくにとってツイッターは「世界」そのものに近いので、垢消しというと半分自殺のように思えてしまう。
復活することがあったとしても、それは転生のような何かというか。
でも、考えてみるとアカウントを消しても意識はつながっているんだし(当たり前のようだが忘れそうになる)、「本人」がアカウントを作り直したら、それはやはり同一人物ということになる。
まあ、考えてもしかたないから気長に待とう。