(0:01) 今日は予想通り体調不良が続いていたため、虚無の有給を取った。
(休みのよさを満喫できない休み)
朝、耳鼻科に行ってまた薬をもらってきた。
昼までには少しよくなっていた。
(おそらく時間経過のため)
午後、子供の自閉症の診断書をもらいに行くのにぼくも行くことになった。
(元々はEが一人で行くはずだったところ)
一旦子供を幼稚園に迎えに行って、そこから奈良駅近くの診療所に向かうことにした。
ぼくはまだしんどかったので、運転は妻がしてくれることになった。
奈良駅に行くときはいつもは家からなのだが、幼稚園からの最適ルートは別にあるかもしれないと思ってGoogleマップのナビで行くことにした。
(車に備え付けのナビは設定が面倒なので)
ぼくがGoogleマップを見ながらEに伝えるという形。
ルートはけっこう複雑で、狭い道も多かった。
やっと高架に乗るというところで、左に進めば奈良公園方面、右に進めば橿原方面というところで、Googleマップは右と言っていた。
しかし、Eは「えっ、でも右は橿原方面だよ」と言って混乱していた。
(後からGoogleマップで確認してみたところ、やはりその交差点では右の橿原方面が指示される)
(橿原方面とはいっても、そちらからも奈良駅方面にも行けるのだ)
その分岐の前の交差点の信号がそのタイミングで黄色になったので、Eは一旦落ち着くためにそこで止まることにした。
そこで、後ろから軽い衝撃があった。
追突されたようだ。
後ろの車の人が出てきた。
追突してしまいました、本当に申し訳ございません、という感じだった。
職員証を見せてくれた。
ちゃんとしたところのちゃんとした人っぽかった。
一旦車を路肩に上げた。
後ろの車の人が警察を呼んでくれた。
しかし、そのままでは子供の診察に遅れてしまう。
それで、タクシーを呼んでぼくが先に行こうということになった。
だが、タクシー会社に連絡してみると、そのあたりには車がなくて15分ぐらいかかるとのこと。
しばらくして、警察の人が来て話を聞いてくれた。
車の傷を確認したりした。
たいした傷ではないが、それなりに凹んだりしている。
こちらは黄信号で止まったので、原因の一部はありそう(普通人はあまり黄信号で止まらない)だが、責任は争う余地なくゼロだ。
(そもそも、なぜすべての車に自動ブレーキが備え付けられていないのか)
(ほっといたら前の車にぶつかる機能、絶対必要ないでしょ)
(自動運転はわからないけど、自動ブレーキは近いうちに義務化されたりするんじゃないか)
(そうなってほしい)
タクシーはなかなか来ない。
警察の人がもう行っていいですよと言ってくれたタイミングでやっと来た。
キャンセルということにして、ワンメーター分でいいと言われたが、お詫びの気持ちを込めて千円渡した。
(このときに領収書をもらわなかったことを後でEに責められる)
(そんな細かいことで…)
時間には遅れてしまったが、診療所に連絡すると、対応してくれるとのことだった。
連れて行って診断書を出してもらった。
これで、うちの子は正式に(?)自閉症ということになって、補助金的なものをもらえるらしい。
(ぼくの分もほしい)
(たぶん無理)
その後は療育(粘土遊び)をして、それから連絡しておいたディーラーの工場に向かう。
ディーラーのほうから先方の保険会社に連絡してくれたりした。
しばらく待って、代車としてレンタカーを貸してくれることになった。
帰りはスシローで豪遊することにした。
しかし、子供が癇癪を起こして大変なことになった。
昼からずっと慣れないこと(事故処理の間車の中で待ったり、ディーラーで待ったり)が続いてストレスがたまっていたのだろう。
(またEに「だから帰ろうって言ったのに」と責められた)
(Eはぼくがした決断を何かにつけて責める)
(Eも同意の上なのに)
(つらい)
なんとか子供を家に連れて帰ったが、それからもしばらく癇癪が続いて大変だった。
そういうわけで、事故というレアイベントがあった一日だった。
元々の予定通りEが一人で行っていたら起こらなかったはずの事故だけど…。
まあ、仮定の話をしてもしかたがない。