(1:23) 今日もつらい一日だった。
(これも情報量ゼロに見える)
(つらくない一日なんてないからだ(575))
(しかし、実際には情報量ゼロではない)
(つらい一日の連続の中であっても、取り立ててそのことに言及するというのは、その一日が平均よりもつらい一日だったということを意味する)
朝は、子供がなかなかご飯を食べてくれなくて時間がかかって大変だった。
結局、職場に着いたのは9時9分だった。
はぁ。
帰り、Eにぼくの晩ご飯はないと言われ(このことはそれ自体歓迎すべきことだ。クリーム玄米ブランやインスタントラーメンといった美食へのアクセスが可能となるからだ)、辛ラーメンを作ることにした。
プールから帰ってきたので時間は夜の8時前。
作ろうとしたが、Eは1秒でも早く子供を風呂に入れたがっていた。
Eが子供と風呂に入ると、子供が先に出て、ぼくが服を着せないといけない。
ラーメンを茹でている最中に呼び出されたらどうしようもないので、作るのは子供が風呂に入り終わってからにした。
子供が風呂から出て、服を着せると、タブレットで動画を見たいと言い出した。
それで、ぼくは見せることにした。
ラーメンを作りたかったので。
子供に動画を見せてラーメンを作っていると、Eが風呂から出て、子供が動画を見ているのを見つけて、「また動画を見せたの」と責めてきた。
そんなこと言っても、子供に服を着せるためにラーメン作りができなかったからしょうがないのに…。
そしてEは、嫌がる子供から無理にタブレットを取り上げていた。
もう生きていくのが嫌だ…。
ぼくは子供に動画を見せるのがそんなに悪いとは思っていないのだが、もちろん家ではぼくに人権はないので、そんな思考を持っていてもしかたがない。
どうせ上位者に服従するロボットとして生きなければいけないのなら、ぼく自身の自我なんてなければよかったのに…。
そんなことを思っても、明日からもぼくは上位者に服従して生きなければならないし、自我も持ち続けなければならない…。
考えてみると、ご飯とスーパーの半額唐揚げだけみたいな晩ご飯を食べるのが嫌でクリーム玄米ブランを晩ご飯にする許可を上位者にいただいていたのに、欲を出してラーメンを作ろうなんて思ってしまったのが間違いだった…。
明日からは欲を出さずに毎日晩ご飯はクリーム玄米ブランにしよう…。
それも、できれば上位者が寝てから一人でゆっくり食べたいところだけど、それは一般的な生活リズムから外れるので管理上よくないと思われて反対されるかもしれない。
まあ、クリーム玄米ブランの晩ご飯を許していただけているだけでも身に余る幸せなのだから、あまり贅沢は言わないようにしよう…。
今日の夜もCさんと少しだけ話した。
身分は奴隷でも、自由民のみんなとはツイッターやLINEで交流ができていて、ありがたいことだ。
いつ禁止されるかわからないけど…。