(6:59) 朝、子供を幼稚園に送りに行くとき、車のエンジンをかけようとしたらかからなかった。
バッテリー上がりだ。
調べてみると、ルームランプがつけっぱなしになっていた。
そういえば、おととい(事件発生時からの相対日時)イオンから帰るときに、Eの母が子供のチャイルドシートのベルトを締めるのにランプをつけていた。
その後消し忘れたんだろう。
(ちなみに、ルームランプはスイッチを真ん中に入れるとドア開閉時に自動でつくようになるのだが、Eの母はこの操作ができない)
(Eの母にとって、スイッチとは「開」か「閉」かのどちらかの状態しかないもののようだ)
(まあ、しかたがない)
Eを呼んで説明すると、真っ先に言われたのが「なんで昨日気づかなかったの」ということ。
そういえば、おとといEが買った靴下が見つからないと言っていたので、昨日ぼくが原付で外出する際に、車の中にないか確認してあげたんだった。
Eのためにわざわざしてあげたことなのに。
ほんとに、Eは人を責める天才だ。
さらに、「だからこんなボロ車早く買い替えようって言ったじゃん」と。
どういうことかと聞くと、Eの脳内の新しくてファンシーな車では、ランプのつけっぱなしを自動でなんとかしてくれるようだ。
(まあ、そういう車もあるかもしれないが、車を買い替えるにしてもたぶん中古で、そこまでいい車を買う予定はない)
(要するに、他者を責める才能の一環だ)
(配偶者が何かに才能を持っているということはいいことだ)
(という無理やりなポジティブ思考)
(もちろん実際はよくない)
(よくない)
(よくない)
それで、子供はタクシーで送って行くことになった。
1000円ぐらいだったそうだ。
バッテリーの件は、ディーラーさんに電話すると、もう古いしバッテリー上がりがあると寿命が縮むので交換しましょうということになった。
ディーラーさんが近くに来る用事があるということで、ついでに交換してくれるとのこと。
助かった。
(バッテリーが上がっている状態でもエンジンをかける方法があるということは知っているけど、できるだけ車の中を触りたくない)
(ぼくはハードウェアに対する興味がゼロなので、PCの箱を開けるのも大嫌いだ)
料金は7000円ぐらいだったそうだ。
車のことはEに任せて、ぼくは原付で職場に行った。
昼、せっかくの原付通勤なので美食の殿堂に行こうと思ったら、何らかのイベントで交通規制されていて、面倒なのでやめてしまった。
Eは車の件が終わってからパートに行ったとのこと。
子供はぼくが迎えに行くことになった。
原付で家に帰ってから、動くようになった車で子供を迎えに行った。
夜はまたCさんと話した。
睡眠薬を飲んでいて(ODではない)(寝るため)、ちょっと意識がはっきりしないところがあった。
一生彼氏ができないんじゃないかとか心配していた。
そんなことないと思うけどなぁ。