(2:28) 自分の時間がない。
つらい。
子供がいると、なかなか自分の時間が取れない。
まあ、それはともかく。
今日の午前は R ちゃんが来てくれた。
R ちゃんというのは、これまでも書いたように、ぼくが大学時代に姉や母親のように慕っていた後輩だ。
駅で待ち合わせ。
R ちゃんはちょっと太っている気がした。
それで「R ちゃん太った?」と聞いてしまった。
(もちろん社会的に不適切なのだが、R ちゃんに対する甘えもあって)
(自閉症者のこの手の tact の不足は、もちろん純粋にその方面の能力が低いからというのもあるのだが、本人にとって二次的なものなので使うかどうかを選ぶ機会があるために「あえて」使わないでいるというケースもある)
(今回のぼくはそれだ)
E に家に飲み物がないと言われていたので、コンビニで何か買っていくように R ちゃんに勧めた。
すると、これも社会的ルール違反だったらしい。
(こちらは気づかなかった)
「まなべさんはそういう人だって知ってるから気にしませんよ」と言ってくれたけれど、不覚だった。
家に着いて、しばらくは子供の話をしたりして平和だった。
しかし、ぼくが「どういう仕事してるの」という話を振ると、「全国福利厚生共済会」というのをやっているという。
これが、話を聞いてみると立派なネズミ講だ。
あぁ…と思った。
今日セミナーがあるらしく、一緒に来ないかと E を誘っていたが、E もそこまでバカでも気が弱くもないので何とか曖昧に切り抜けた。
R ちゃんが帰るとき、駅までぼくが送っていくことに。
駅では電車待ちの時間がだいぶあったので、いろいろ雑談をした。
R ちゃんはアドラー心理学にもハマっているようだった。
もう R ちゃんとは無理かもしれないな、と思った。
(人として)すごく大好きだった人だけど、(マルチのことを除いても)もう頭がいろいろなミーム(アドラー心理学のような)に冒されて、人格が固まってしまっている。
今後は、R ちゃんのことはいい思い出として大切にとっておくことにしようかな…。
悲しい。
こうして、また人間関係がひとつ消えることになった。
(今後も連絡を取ることはあるかもしれないけれど、実質的には消えている)
こうしてみると、ぼくにはネット友達三人(全員女性)しか友達がいないというのが実際のところなのかもしれないな…。
北海道の C、東京(千葉)の S、滋賀の R。
この中で、R とは関係に少し性的なニュアンスがあるけど、ぼくはそれでも友達でいられないとは思わない。
相手のことを考える気持ち、相手を好きだという気持ち、相手に好かれたいという気持ちは、男女共通じゃないだろうか。
そこに少し性という成分が加わっても、全部台無しになるとは思わないし、台無しになってほしくはないと思っている。