08/01

(1:31) 今日は初出勤。

9時半ごろに来るように言われていたので、7時に起きて、8時半ごろに家を出る。

原付がまだないので、電動アシスト自転車で行く。

さすがに1時間あれば着くだろうと思って8時半に出たが、実際にかかったのは40分ぐらいだった。

スマホの地図の歩きのルートを見ながら行ったので、だいぶ細い道を通ったりして精神的にしんどかった。

 

職場はだいぶいい感じだった。

何よりも、雰囲気がピリピリしていない。

人間が奴隷として扱われていない感じがしてよかった。

(まだ前職のトラウマがある)

 

立場としては有期技術員というミジンコ並みの存在だけど、環境としてはパーティションに囲まれた自席があって自分のペースで作業ができる感じでよかった。

奴隷じゃないというのはいいものだ。

(同上)

奴隷時代の仲間のことが少し気になるけど…。

 

職場についてはどれくらい書いてもいいものだろうか。

まあ、何通信機構に勤めてるとか書いてないし、特に問題ないと思うけど。

 

仕事内容についても、自分の知識が生かせる感じでよかった。

いくらSMTといっても、人間が見てこれはダメだというところがあったら、そういう問題に対処する必要がある。

英語であれば、だいたいみんなそれを自然にできるけれど、中韓だとわかる人は少ない。

ぼくは両方わかるので、そういう意味では補うことができる。

 

SMT で対処できない問題のひとつとして、中国語の「A不A」や「A不AB」という形がある。

たとえば、「你看不看?」(あなたは見ますか?)というのをGoogle翻訳にかけると「あなた菅Bukan?」というとんでもない結果になる。

こういうのは、前処理などをしてやらないとうまくいかない。

ルールベースではこういうのは作り込まれているが、SMTではおろそかにされることが多いようだ。

 

そういえば中国語は、同じものを繰り返すことが文法的な意味を持つ場合が多い。

疑問詞を二回使って関係代名詞的な役割をするもの(「你去哪儿,我也去哪儿」(あなたがどこに行くなら私もどこに行く→あなたが行くところに私も行く)とかもそうだ。

 

まあ、こういうのはキリがないんだけど。

だからあきらめるというのもひとつの考え方だけど、費用対効果が見合う限り人手で何とかするということもできる。

いずれにせよ、今の機械には言語のことなんて何もわかってないんだから、高レベルだろうと低レベルだろうと、「つじつまの合わせ方」の違いにすぎない。

 

といっても、今日のほとんどの時間はセットアップ等でつぶれてしまった。

特にCygwin

ぼくはただmintty が使いたかっただけなのだが、ついフルインストールしてしまった。

フォントは、Inconsolata に Noto フォントをフォントリンクしたら幸せになれた。

 

それにしても、大学的な雰囲気だ。

ドキュメントとか CI とかテストとか、そういったエンジニア的な文化とは縁が遠い感じ。

楽なのはいいけれど、エンジニアとしては腐ってしまいそうな気がする。

自分で勉強するにしても、どれだけついていけるか…。

 

18時に帰宅。

帰りは比較的素直な道で帰った。

それでも30分ぐらいかかった。

原付ならずっと速く帰れそうだ。

 

明日は京都の本屋にでも行ってみようかな。